e-taxで源泉所得税の納付に挑戦

こんにちは、紙の申請書と窓口に足を運ぶことが大嫌いな足立区の社労士沖田です。

今日はe-taxで所得税徴収高計算書の作成申告(納期特例です)と預かり源泉税の納付に挑戦です。
業際がどうのこうのいう方がいると思うだが、自分の法人の件です、念のため。
給与計算やってるので色々聞かれることは多いですが。

早速、利用開始までですが、
http://www.e-tax.nta.go.jp/hojin.html
・電子証明書の取得(但しこの源泉税の手続きでは不要らしい、代表の住基カードや個人番号カードが利用可、この場合はカードリーダーが必要です。amazonなどで3000円位で入手可能じゃないかな)

・利用環境の設定(セットアップツールをインストールすれば完了、el-taxのような苦労は無い)

・利用開始届の提出をオンラインで入力すると「利用者識別番号」が最後の画面で出てきます。

・その識別番号や申請の際登録したパスワードでe-taxにログイン(ここでまた利用開始届の申請の際に入力したようなことをまた入力させられる、2度手間)

 あとはメニューから申請書を選べばいいです。所得税徴収高計算書については書類そのものが簡単なのもあるけど、操作も入力もし易いと思います。e-govより親切でしょう。
 それで、所得税徴収高計算書を入力して申請すると、ペイジーで納付するための番号等の通知が届きます。その画面にインターネットバンキングで納付というボタンがあるのでクリックすると、金融機関選択画面が出てきます。

 ここで落とし穴が・・・
 先日こういうことのために必要になるかと住信SBIの口座を開設したのですが、住信SBIはペイジーに非対応(調べたところジャパンネット銀は対応らしい、楽天銀行はペイジー対応してるが国税納付不可)。

 はて、困った。。ではメインの信金のATMでペイジー納付するかとHPで確認すると信金のペイジーはFBだけでATMで使えないことが判明(この辺って常識ですか??)。

 今更都銀の口座作る訳にもいかないし(そもそも簡単に作れないし法人は)、このためだけに有料のFBを申し込むの癪に障るし、いやそれ以上に時間も掛かるし(納期限に間に合わないよ)、仕方なく個人の都銀の口座から立て替えということにしました。

 操作の段階では絶賛のブログにする予定だったのですが、まさかこんな落とし穴があるとは。数で言えば圧倒的多数で人員も限られる中小零細企業だからこそ、この手の電子申請を活用するメリットがあると思うのだけど、肝心の納付がこれでは普及は難しいですよね。

 中小零細の社長様、経理総務ご担当者ならきっとお分かりいただけると思います。都銀に口座開設してFBを利用するハードルの高さを・・・