平成22年人口動態統計年報
昨日30日に発表された「平成22年人口動態統計年報」(東京都の衛生統計より)に面白いデータがありました。東京23区の合計特殊出生率(一人の女性が一生に産む子供の平均数のことです)ですが、高い区は(子だくさんの区)、
江戸川 1.37
足立 1.33
葛飾 1.28
一方低い区(少子化の区)は、
渋谷 0.85
杉並 0.86
豊島 0.88
中野 0.89
目黒 0.89
となっています。出生率が高い区は我が足立区も含め、下町情緒にあふれ子育て世代に優しい街なのかと一瞬思ったりもしたのですが、1昨年度になりますが平成21年度の一人当たり特別区民税の額(台東区の普通会計決算の概要より)をみると、
江戸川 20位
足立 23位
葛飾 22位
となっています。言葉悪いですけどこれって「貧乏子だくさん」なのかと思ったりもします。時間があれば考察して見たいです。
ちなみに出生率トップの江戸川区に関してはゼロ歳児に月額13000円を支給する「乳幼児養育手当」という独自の助成制度が子育て世代を惹き付けた要因もありそうです。
関連記事
-
-
光の祭典 元渕江公園
クリスマスイブに家に居るのもなんですから、竹ノ塚にある元渕江公園のイルミネーションを見に行ってきまし
-
-
積立方式か賦課方式か
日本の年金の話。 積立方式とは文字通り将来の年金給付の為に保険料を積み立てて、年金が支給される
-
-
公的年金各制度の財政状況ホームページ
厚生労働省がこんなホームページを作っていました。宣伝しておこう。 公的年金各制度の財政状況ホー
-
-
高齢者を支える人数 その2
昨日の続きです。 生産年齢人口を元に計算される「1人の高齢者を支える人数」は現在「2.7人」だ
-
-
介護施設と高齢者住宅 その3 介護保険外の施設
北朝鮮の主席が亡くなって一夜、訓練目的のミサイルが昨日発射されていたという事実が発表された以外は目立
- PREV
- 不思議な記載
- NEXT
- ニャンともならない時に!