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        年金・社会保障ネタ                
      
本日10月28日 厚生労働省年金局発表の「国民年金保険料の納付率について(平成23年8月末現在)」による国民年金の納付率です。若年層を中心に広がる年金不信。果たして年金は払い損なのでしょうか?
厚生労働省年金局発表の「国民年金保険料の納付率について(平成23年8月末現在)」による国民年金の納付率です。若年層を中心に広がる年金不信。果たして年金は払い損なのでしょうか?
実に単純な計算ですが、今年度23年度の国民年金保険料は15,020円、40年間年金保険料を払い続け65歳から貰える老齢基礎年金の満額は788,900円。
約15,000円×12(月)×40(年)=720万円
720万円÷約80万円=9年
2010年の日本人の平均寿命は男性79歳、女性86歳なので65歳支給としても元本割れにはなりません。女性なら払い込んだ保険料の倍近い以上の年金を貰える計算になります。(これは保険料と同額の税金が使われているためです)
さらに、滞納さえしていなければ例え20歳になって1ヶ月の年金加入でも万が一障害を負った際には障害基礎年金が支給され(1級986,100円、2級788,900円+子の加算227000円で終身年金)、不幸にも早く亡くなった場合には、残された妻と子には遺族基礎年金が支給(788,900円+子の加算227000円これは子どもが18歳になるまでの有期年金)されるという手厚い制度です。
以上の通り、決して年金は払い損というわけではありませんし、障害、死亡といった事故に対しての保障も充実していると言えるのではないでしょうか。
 
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