年金積立金 第2四半期運用成績は-3.32%
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最終更新日:2011/12/13
年金・社会保障ネタ
12月2日年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2011年7-9月期の運用成績が、-3.7兆円のマイナス(-3.32%)となったと公表しました。本年7月頭と言えば、欧州発の債務危機による急激な円高、株安が進行する前で日経平均で10200円台、為替もドル円も81円台で、現在は3月の東日本大震災直後の水準まで下落しています。
GPIFの第1四半期末運用資産額が113兆円、ポートフォリオは外国株式9%強、外国債券8%強、国内株式11%強であることからそれほど驚くほどの成績でもないと個人的には思います。ただ4半期の成績であるため、年率に換算すると12%強のマイナスです・・・少し不安にはなりますね。。
GPIFの公表資料についてはこちら
さて、昨日は足立税務署さんの新規開業者向け青色申告の説明会に行ってきました。ついでに消費税の講義も聴いてきたのですが、色々な特例があって難しいですね(我々の管轄である労働保険や社会保険についても一般の方はそう思われるでしょうが・・・)。社労士業なんて在庫があるわけでもなければ当事務所には償却資産もありませんので、申告自体は難しくはありませんが。早く「税理士さんお願い!」ってくらいなりたいものです。
写真は古墨田川のザリガニです。本文とは何の関係もありません。ごめんなさい。
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