高齢者を支える人数 その2
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年金・社会保障ネタ
昨日の続きです。
生産年齢人口を元に計算される「1人の高齢者を支える人数」は現在「2.7人」だが、これを年金の支え手(加入者)と受け手(受給者)という観点から計算すると何と「1.79人」と既に2人を割り込んでいるのが現状である。
2.7人どころか既に2人を割り込んでおり、今後この数字はさらに減ることが予想されるので、「何だ政府はこの数字を隠しているのか、もう年金は駄目じゃないか」と仰る方もいるかもしれない。
しかし筆者が注目する点は、そうではなく、現役が2人もいれば少なくとも今の年金制度の水準をキープできるということだ。しかも昨日は支え手を公的年金加入者数としたので、この中には被用者年金加入者の被扶養配偶者で20歳~59歳の「3号被保険者」も含まれている。最近話題となっているのでご存知の方も多いと思うがこの3号被保険者は保険料の自己負担は無い。
そしてこの支え手にカウントされるが年金を払っていない3号被保険者は、22年度現在実に1,005万人もいるのである。(厚生労働省年金局の「平成22年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」より)。全加入者6,826万人から1,005万人を引いて、「1人の高齢者を支える人数」を計算すると何と僅か「1.53人」となるのである。
次回に続く
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